2023 稽古納め

クリスマスイブにもかかわらず参加いただきありがとうございました。またアンケートへのご協力も大変ありがとうございました。いただいたご意見は、今回も考え直すとてもいいきっかけになりました

 

コロナウイルスの影響後やっと従来の稽古納めができましたが、私の進行や子どもたちがグダグダで申し訳なかったです。それでも、

「はじめたばかりで何もできないのではと思っていたが、しっかり参加することができて嬉しかった」

「緊張感のある稽古を見れて感謝です」

「大人数での練習風景は圧巻でした!子どもが稽古を続けてどんなことができるようになったのか知るよい機会でした!」

「いい時間でした」

「上級者と初級者の違いが見えて興味深かった」

など喜んでいただけたようで一安心しました

  

回答は16件と少ないですが、 以下必要と思われるご意見に回答いたします

 

 

おしゃべり

「小さい子の私語が気になりました」

というご意見をいただきました。まったくです

  

我慢してしまいましたが、すぐに注意すべきでした。来年からは正座で待機してもらいます 

 

 

試合

「試合のようなものをもっと見てみたい」

というご意見をいただきました

 

来年3月に小学生の大会を再開します。また来年の稽古納めで昇段審査 十人組手を予定しています。ぜひお越しください

 

 

演武

「一度、先生の本気の型を見てみたいです」

というご意見をいただきました

 

昨年の保護者参観のアンケートにも同じご意見があり回答も同じです。道場の主役は道場生ですので私の出る幕はありません

 

 

集合時間

「最初のお知らせメールで9時50分と書かれてたので、9時10分開始のほうが分かりやすかったです。またメールで内容をお伝え頂いたほうが分かりやすかったかもです」

「初回の案内で9:50開始となっており、途中で変更になったことに気が付かず遅刻しました。時間の誤りがあった際は再三にして、変更になったことをご案内いただけると嬉しいです」

というご意見をいただきました。それはすみませんでした

 

次回からは分かりやすく集合時間だけお伝えするようにいたします。ただ再三、同じ内容をメールするのは分かっている方々には迷惑と考えます

 

 

年2回

「突きや受けで脇が開いてしまっていて甘い。年1度ではなく2度見学会があると家庭でも指導しやすい」

というご意見をいただきました。腋の指摘をされるとはご経験者でしょうか?

 

以前にも小学生の大会を年2回開催してほしいとご意見をいただき回答も同じです。保護者参観は2つの理由から年1回が適当と考えています。まず体育館の利用は抽選で、確保が容易ではありません。今回も1次抽選で大宮前体育館、上井草スポーツセンターは外れ、2次抽選でやっと荻窪体育館が取れた状況です。また保護者参観は一同に会して行っていることに意義がありますが、年2回行うと参加者が分散して意義が薄れると思います

 

腋については急所の脇腹を空けないのが武道の基本ですが、子どもたちのほとんどが空いています。叩かせないように肘で締めるように再三伝えていますが、なかなか心に届いていないようです。家庭での指導にも触れていらっしゃいますが、ちゃんとやれば十分出来るように稽古を組んでいます。指導いただけるなら、ちゃんと話を聞く、ちゃんと手本を見る、ちゃんと返事をするを徹底していただけるほうが空手も早く上達します

 

 

保護者でサポート

「運営を保護者でサポートができればと思いましたが、その取りまとめもまた大変ですよね」

というご意見をいただきました。終了後にも、お心ある保護者の方に、

「手伝いますから言ってください」

と声をかけていただきました。本当にありがたいです

 

以前にも保護者の方にお手伝いいただいたことがあります。上手くいったときもありましたが、直近ではお願いした保護者全員が当日になって欠席か大幅な遅刻でまったく機能しなかったため今回はお願いしませんでした。次回は少なくとも畳の設営、撤去は全員の保護者の方にお願いします

 

 

裏方

「流れを理解して完全に裏方に徹する人が1人いるだけで、先生はやりやすかっただろうなぁと思いました」

というご意見をいただきました。ごもっとも、正論だと思います

 

いつもは手伝ってもらう道場生に作業工程表を事前に配っていたのですが、今回は畳の運搬くらいなので問題ないだろうと怠ったのが良くなかったです。ただ、私のやりやすさのために道場生の誰かを裏方に専念させることには抵抗があります

  

 

タイムキーパー

「試合のタイムキーパーは生徒さんでやればいいのでは?」

というご意見をいただきました

 

小学生の大会で以前はスタッフを道場生にお願いしていました。選手係8人、記録2人、ビデオ撮影1人、カメラ撮影1名、太鼓1人、時計係1人と最低14人必要で、スタッフの確保が大会で1番のネックでした。欠席が出て当日の朝に道場生を呼び出したり、 保護者に手伝いを頼んだことも多々ありました

 

このやり方で続けるのは難しいため2019年にスタッフなしの運営を計画していました。コロナウイルスの影響で大会は中断しましたが、次大会の練習のために保護者の方にお願いしました。昨年の組手会でも保護者の方にお願いして何ら問題なかっと思います

 

また以前のアンケートで自分の子どもの試合だけは最前列で見たいというご要望がありました。タイムキーパーを保護者がすることでこれにも沿えると考えます

 

 

指導

「時代に合わせてのご判断だと承知しておりますが、以前のような厳しいご指導を本当はお願いしたいと思っております」

というご意見をいただきました。ご指摘、本当にありがとうございます!気づかないうちに焼きが回っていたようです

 

技術面で叱責したことは1度もないですが、話を聞く、返事をするなど、ごく当たり前のことは変わらず注意しているつもりでした。ただご指摘のように時代に合わせて変更点が一つあります。以前は話を聞いていなければ後ろで10~30分正座をさせました。しかし2019年12月に厚労省が親でも子どもに長時間正座をさせるのは体罰と見解を出したため、正座はやめて後ろで立たせるように変えました

 

いいか悪いかは別として正座させると泣く子もよくいて、ほぼ全員が反省しました。立たせるようにしてからは叱られていることが分からない子が多く、じっとせずフラフラ動き回っています。後ろに下がるように言っても「ヤダ!」と言い返す子、名前を呼んでもぼんやりしている子も出てきました。また怒鳴っても叱られていることすら分からない子が増え、そういう子には怒鳴ることをやめました。策を考えます

 

 

コロナウイルスの影響で道場がつぶれることも予想しましたが、道場生、保護者の方々のおけがで何とか残りました。改めまして感謝申し上げます。ありがとございました。10年くらい前からジェネレーションギャップなのか保護者の方々との接し方が分からず戸惑っていますが、今回のアンケートで少しヒントを得ました。ありがとうございました