2018 稽古納め

最後の平成天皇誕生日、たくさんの方々に参加いただきありがとうございました。アンケートへのご協力、十人組手への賛辞も大変ありがとうございます
  
回答は14件でしたが丁寧な回答が多く、道場や空手を見直すいい機会になりました。今回もアンケートを行って良かったです。今後に反映させていただきます。以下、必要と思われるご意見へ回答いたします

  

 

子どもたちの稽古

「子どもたちの稽古をもう少し見たかった」とのご意見を複数いただきました。多くの方々が同じように感じたことと思います。大変すみませんでした。今回は以下の事情で少なめに行いました

 

十人組手で転倒でのケガを防ぐために畳があり、観客席も設ける必要がありました。杉並区内で満たすのは荻窪体育館 武道場だけです。しかしご覧のように道場生が動き回れるスペースがなく、行える稽古が限られました
 
十人組手は死亡を含む事故例が少なからずあり、どんなアクシデントが起きてもおかしくありません。このため私自身の気持ちにまったく余裕がありませんでした。また以前の稽古納めで時間内に退室できず、次の利用団体にご迷惑をおかけしたこともあります。このため時間くらいは過分すぎる余裕をとりたい気持ちがありました

 

大変すみませんが、今回は平にご容赦ください

 

 

表彰

「皆勤賞や精勤賞は表彰された道場生だけでなく、他の子どもたちにも励みになったと思う」との感想をいただきました。おしゃるとおりで、3年前に表彰をはじめてから稽古の出席率が飛躍的に伸びました

 

また缶パッチも喜んでもらえたようで良かったです

 

 

保護者の協力

「入室前に道場生や保護者が通路をふさいで騒がしかった。誘導など、保護者にもぜひ協力させていただきたい」といったご意見を複数いただきました。お気持ち、大変ありがとうございます。嬉しいです

 

第9回 小石杯のアンケートでも同様のご意見があり、お手伝いを募ったことがあります。しかし、お申出がなかったため断念しておりました。ではまた次回はお声かけさせていただきます。ぜひご協力ください。ありがとうございました

 

 

質問の時間

「息子がわからないだらけで稽古から帰ってくるので、質問の時間をとってほしい」とのご要望がありました。了解いたしました

 

 

稽古を増やしたい

「小学生までは週1回の稽古だが、『もっと強くなりたいからもっと稽古したい』と子どもが希望すれば増やせるか?」とのご質問がありました。意欲的で、ありがとうございます

 

第9回 小石杯のアンケートでも同様のご要望があり、『当道場は運動が苦手でも空手を楽しめること最優先して、心苦しいですが上達は二の次にしています。これを前提にクラスを組んでしまっているため環境がととのっていません…』といった回答をしました

 

しかし今回再考してみると、現状は青帯や黄帯の子が増えてくれたおかげで、ある程度は対応できそうです。お子さん本人が強く望んでいて確実に集中して稽古できるなら、個別で相談に応じます。ご一報ください

 

 

真の強さは

「空手をやっている他の子が学校で、強さを自慢したり、挑発してきたりする。ただ相手を倒すことが真の強さではないと、これからも道場で定期的に語ってほしい」とのご要望がありました。了解いたしました。ただ腕っぷしが強いだけでは、誰からも相手にされなくなります。今後も年に1回は座学で集中的に、稽古でも啐啄同時で話します

 

空手をやっていることで、挑発されたり、からかわれたりした道場生が今までもいました。私も「ぜんぜん強そうに見えない」「いままで何人殺したの~?」「空手をやってるなんて危ないヤツだ」などと言われたことが多々あります

 

空手は護身術で、もともとは秘密裏で稽古していました。このころは無用なトラブルを避けるためにも、やっていても口にしなかったようです。私も必要がなければ自分からは言わないようにしています。子どもたちにも言わないように話したことがあります。挑発したり、からかったりしてくるほうがおかしいだけですが、残念ながらこうゆう輩はどにでも必ずいます。トラブル回避には、やっていることを言わないことが手っ取り早いです。言わずに我慢することも、真の強さだと考えます